MENU

予防接種

VACCINE

main_vacine

各種予防接種を行っております

※予防接種は予約が必要です。
法定予防接種を受ける時は保護者の同伴が原則です。
もし保護者がなんらかの理由で同伴できない場合は、接種を受けるお子さんの健康状態を普段からよく知り、予診票の内容をよく理解している親族(祖父母等)などが同伴することも可能です。
その場合、接種に関する保護者の同意の署名をしていただくか、委任状を記入の上提出してください。
(委任状は当院でお渡しできます。)

予防接種について

ABOUT VACCINE

予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります。
定期接種は公費ですが(一部で自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。

定期接種

予防接種法に基づいて接種され、対象年齢の接種は自治体による公費助成があり、1類疾病は無償です。

1類疾病

接種対象者又はその保護者等に接種の努力義務が課されます。
ジフテリア・百日咳・破傷風(3種)混合ワクチン(DPT)、ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(4種)混合ワクチン、麻しん風しん混合(MR)ワクチン、日本脳炎、水ぼうそう(水痘)、Hib、B型肝炎ワクチン、BCG(結核)ワクチン

2類疾病

接種の努力義務は課されません。
65歳以上、または60歳以上65歳未満で心臓や腎臓、又は呼吸器に重い障害のある人、AIDSなどに罹患し免疫力が低下している人の場合、インフルエンザワクチンを接種する必要性があります。

任意接種

任意接種は希望者が各自、医療機関で受けるもので、費用は全額自己負担です。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)・肺炎球菌等、定期接種の対象年齢層以外に対する1類疾病 / 2類疾病も任意接種となります。

ワクチンの種類

VACCINE TYPE

生ワクチン

生きた病原体の毒性を弱めたもの接種後次の予防接種までに28日間開ける必要があります。
確率は高くありませんが、生の病原体を入れるため、接種した病原体により軽い症状(副反応)が出ることがあります。

麻しん風しん・おたふくかぜ・水ぼうそう・BCGなど(ポリオワクチンは平成24年9月以降不活化ワクチンに変更になりました)

不活化ワクチン

死んで毒性を失った病原体の成分のみのもの接種後次の予防接種までに7日間開ける必要があります。
ワクチン効果が比較的弱いため、何度か接種が必要になることがあります。

百日咳 / 破傷風 / ジフテリアの3種混合・ポリオを含めた4種混合・日本脳炎・インフルエンザ・B型肝炎・インフルエンザ菌b型(Hib)・小児用肺炎球菌など

トキソイド

菌が発する毒素を取り出し無毒化したもの接種後次の予防接種までに7日間開ける必要があります。
不活化ワクチンと同じく、ワクチン効果は弱いため、何度かの接種が必要になることがあります。

ジフテリア・破傷風

各ワクチンについて

VACCINE DETAIL

Text content

3種混合ワクチン(DPT)・4種混合ワクチン

ジフテリア・百日咳・破傷風の3つの病気を予防します。(4種混合はポリオを含む)

ジフテリア

感染すると高熱・嘔吐・のどの痛みなどの症状がおこり、窒息死することがあります。また、ジフテリア菌の出す毒素によって、神経麻痺や心筋障害をおこすこともあります。予防接種の効果により日本での発生は殆どありませんが、1990年代にロシアで大流行し、多数の死者が出ました。予防接種をしておかないと、日本でも流行する可能性があります。

百日咳

普通の風邪と似ていますが、激しい咳が長く続き咳き込んだり、粘り気のある痰などで呼吸困難・けいれん・肺炎などの合併症をおこすことがあります。赤ちゃんでもかかる心配のある病気なので、なるべく早く接種したいものの1つです。

破傷風

土の中にいる破傷風菌が、傷口から入ると病気になります。口が開かなくなったり、歩行障害などが現れます。死亡率も高い病気です。歩き始めて砂遊びをするようになる頃までには受けておきたいものです。

接種方法・間隔など

ジフテリア(トキソイド)・百日咳(不活化ワクチン)・破傷風(トキソイド)の3種類の混合ワクチンを接種します。
3種混合を接種前に百日咳にかかったことが明かな人は、ジフテリアと破傷風の2種混合(DT)になります。
4種混合ワクチンでは不活化ポリオワクチンが入っています。(無料)
平成30年から小学校入学前に百日咳、ポリオの免疫が低下することがわかってきたため、この時期に追加接種(任意接種)を受けるよう推奨されています。

 接種年齢回数間隔
1期初回生後3~12ヶ月
(90ヶ月まで接種できます)
3回
2種(DT)の場合は2回
3~8週間
1期追加生後12~18ヶ月
(1期初回終了後1年~1年半、
90ヶ月まで接種できます)
1回 
2期小学6年1回
このときは2種(DT)
 

ポリオ(急性灰白髄炎)ワクチン

ポリオウイルスとは
病原ウイルスは、感染者ののどにいますが、主な伝染源になるのが感染者の糞便から排出されたウイルスで、さまざまな経路で経口感染します。潜伏期間は1~2週間です。
発病初期の症状は、発熱・頭や背中の痛み・発汗・倦怠感・嘔吐・下痢などであり、夏かぜに似た状を出します。このような症状が1~4日続き熱が下がるころ足や腕に弛緩性の麻痺がおこり、重症の場合は、胸の筋肉や横隔膜まで麻痺し、あるいは呼吸中枢のある延髄までウイルスにおかされて、呼吸運動ができなくなり、死亡する危険が生じます。
接種後の2次感染に注意が必要で、ワクチン接種後15~37日間にわたりウイルスが便に排出されるため、おむつを替える際などは入念な手洗いが必要です。

これまで行われていた、経口投与の生ポリオワクチンの集団接種は終了となり、24年9月から不活化ポリオワクチン(皮下注射)の個別接種に変更になりました。今後は委託を受けた医療機関での接種になります。公費負担があり無料で接種できます。

接種方法・間隔など

ワクチンには2種類有り、3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えた4種混合ワクチンまたは不活化ポリオ単独ワクチンです。4種混合ワクチンは平成24年11月から、また不活化ポリオ単独ワクチンの接種は平成24年9月から接種可能になっています。
不活化ポリオワクチンは、初回接種3回、追加接種1回、合計4回の接種が必要です。

接種年齢 回数 間隔
初回接種 生後3〜12ヶ月 3回 20日以上
追加接種 初回接種から
12〜18ヶ月後
(最低6か月後)
1回

期間を過ぎた場合

なお、上記の期間を過ぎた場合でも、生後90ヶ月(7歳半)に至るまでの間であれば接種ができます。
過去に生ポリオワクチンを受けそびれた方も、対象年齢内であれば不活化ポリオワクチンの接種を受けていただくことが可能ですので、接種されることをおすすめします。

生ポリオワクチンを受けていない方:不活化ポリオワクチンを4回接
生ポリオワクチンを1回接種している方:不活化ポリオワクチンを3回接
生ポリオワクチンを2回接種している方は接種の必要はありません。

【接種年齢】生後3〜90ヶ月
標準的な接種年齢:生後3~18ヶ月

麻しん風しん混合(MR)ワクチン

麻しん

子供のときに罹ると熱と発疹が出る病気ですが、大人になってから罹ると肺炎や脳炎になることが少なくなく、重症になる病気です。
予防接種後の副反応としては発熱が約20~30%、発疹は約10%にみられます。脳炎が100~150万接種に1例程度、報告されていますが、予防接種をせずに麻疹に罹った場合、1,000 例に1例の割合で脳炎を合併し、そのうち15%は死に至ってしまいます。
現在もなお年間、数十名の死亡例がみられており、病気になることに比べたら利益のある予防接種と言えます。成人でも予防接種はできます。

風しん

妊娠初期に罹ると、胎児に先天性の心疾患・難聴・白内障・網膜症などの先天異常をきたす先天性風疹症候群がおこります。子供のとき罹った場合は、発熱とリンパ節の腫脹をおこしますが、合併症もほとんどなく軽い病気です。成人になってから罹ると血小板減少性紫斑病や脳炎をおこすこともあります。

接種方法・間隔など

麻しん・風しんの2種類の混合ワクチンを接種します。(無料)
5期定期接種(1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれ)の風しん抗体価の低い男性を対象とする制度が令和元年度から開始されています。クーポン券を持参ください。抗体検査を行った上で、抗体価の低い方に無料で接種となります。
妊娠可能な女性と配偶者を対象とした、大阪市のワクチン助成事業が行われています。風しんワクチンまたは麻しん風しん混合(MR)ワクチンのいずれかで大阪市より一部助成金が出ます。

  接種年齢 回数
1期 生後12〜24ヵ月まで 1回
2期 5歳〜7歳まで
(小学校就学前の1年間の間)
1回

日本脳炎ワクチン

日本脳炎とは
日本脳炎ウイルスによっておこる感染症で、ヒトに重篤な急性脳炎をおこします。ブタの体内で増えたウイルスが、蚊によって媒介され、ヒトを刺した時に感染します。ヒトからヒトへの感染はなく、死亡率は20~40%で、幼少児や老人では死亡の危険が大きくなっています。また神経的後遺症は生存者の45~70%に残り、小児では特に重度の障害(パーキンソン病様症状・けいれん・麻痺・精神発達遅滞・精神障害など)を残すことが多い疾患です。

平成21年6月2日に新しく乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが承認され、以前ADEM(急性散在性脳脊髄炎)の発症を指摘された旧ワクチンは使用されなくなりました。

接種方法・間隔など

1期初回の1回目、1期初回の2回目、1期追加、2期ともに公費負担で接種できます。(無料)
旧ワクチンの副作用問題で、一時接種を見合わせていた時期に7歳6ヶ月を超えてしまった場合、20歳未満であれば日本脳炎の定期予防接種が無料(公費負担)で受けることができます。
上記以外の方は有料による接種となります。

  接種年齢 回数 間隔
1期初回 生後6~7歳6ヶ月未満
(標準的な接種年齢:3歳)
2回 6~28日
1期追加 生後6~7歳6ヶ月未満
(標準的な接種年齢:3歳)
1回 1期初回終了後
概ね1年後
2期 9~13歳になるまで 1回  

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン

おたふくかぜとは
ムンプスウイルスによって起こります。潜伏期間は14~24日で、好発年齢は3~6歳です。
発熱(時に無熱)、耳下腺の腫脹で始まり、耳下腺の腫脹は一側、両側、時期がずれて両側の場合もあり、圧痛を伴います。会話や咀嚼の際、酸味のあるものを食べた際に痛みが増すのも特徴です。
約1~2週間の経過で耳下腺の腫脹は軽快します。髄膜炎、脳炎は小児に多い合併症で、流行性耳下腺炎の10%程度にみられます。
精巣炎、精巣上体炎は、思春期以降の年長児や成人例の15~35%にみられ、多くは唾液腺腫脹後1週間以内におこりますが、不妊症になることがあるとされています。卵巣炎は、思春期以降に合併しますが、その頻度は稀です。膵炎の頻度は比較的高いですが、軽症です。難聴は、通常一側性、時に両側性の感音性難聴で、出現頻度は1:15,000と低いのですが、難治性です。

【接種年齢】生後通常1歳以上の小児および成人に接種できます。(任意接種で有料)

水ぼうそう(水痘)ワクチン

水ぼうそうとは
水痘ウィルスの感染によって生じます。潜伏期間(約2週間)を経て、かゆみを伴う小さな赤い水ぶくれ(虫刺されのような赤い発疹)があらわれ、半日から1日で全身に広がります。発疹は水泡に変わり、最後はかさぶたになります。感染力が非常に強く、数年に1度ずつ大流行します。
水ぼうそうにかかった人は、成人してから帯状疱疹になる場合があります。

接種方法・間隔など

平成26年10月より小児の水ぼうそうワクチンの予防接種に公費助成制度が開始になりました。
【接種年齢】生後12~36ヶ月(1~3歳の誕生日の前日まで)(無料)
3ヶ月以上の間隔をおいて2回皮下接種で、標準的には生後12~15ヶ月に1回目、2回目は1回目接種後6~12ヶ月たった頃となっています。
任意接種で水痘ワクチンを受けたことのある方はその接種した回数を今回の接種から減らすことになります。またすでに水痘にかかったことがある方は対象外です。

  接種年齢間隔
標準的な接種時期1回目生後12~15ヶ月3ヶ月以上
2回目生後18~27ヶ月 

肺炎球菌ワクチン(小児用・成人用)

小児用肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は細菌の中の一つで、子供の肺炎や髄膜炎、敗血症などを引きおこします。この免疫は繰り返し予防接種を受けることで強くすることができます。平成23年2月1日より公費負担制度が開始され、2ヶ月~5歳未満のお子さんに無料で接種できることになりました。接種回数は年齢によって異なります。7価ワクチンから13価ワクチンに変更になりました。
【接種年齢】生後2ヶ月以上5歳未満(無料)

成人用肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は細菌の中の一つで、体力が落ちている時やお年寄りになって免疫力が弱くなってくると肺炎や髄膜炎などを引きおこします。肺炎球菌には80種類以上の型がありますが、このワクチンはそのうちの23種類の型に対して免疫をつけることができます。この免疫はよく持続して5年以上続きます。5年経過すれば再接種可能です。
【接種年齢】(2歳以上)通常は成人(一部公費負担有り)

Hibワクチン

インフルエンザ菌b型(Hib) ワクチン
細菌性髄膜炎の原因菌は、ヒブ菌と肺炎球菌、新生児ではB群溶連菌(GBS)と大腸菌が多く、この4種類の菌が細菌性髄膜炎起炎菌の8割を占めています。このヒブ菌に対する抗体を作るためにワクチン接種が推奨されています。この免疫は繰り返し予防接種を受けることで強くすることができます。

接種方法・間隔など

平成23年2月1日より公費負担制度が開始され、2ヶ月~5歳未満のお子さんに無料で接種できることになりました。
接種回数は年齢によって異なります。

接種年齢 回数 間隔
初回免疫 2ヶ月以上5歳未満
(標準として2ヶ月以上7ヶ月未満で接種開始)
3回 4~8週間間隔
(医師が必要と認めた場合には
3週間の間隔で接種できる)
追加免疫 1回 初回免疫終了後概ね1年後

インフルエンザワクチン

季節性インフルエンザ

インフルエンザウイルスの飛沫感染によって発症し、感染力と症状が強いのが特徴です。高熱(38度以上)や全身の倦怠感、筋肉痛、関節痛、頭痛などの症状がみられます。重症化すると肺炎や気管支炎、インフルエンザ脳炎・脳症などを合併する可能性もあります。インフルエンザ脳炎・脳症では、毎年100人以上の乳幼児や学童が亡くなったり、重篤な後遺症が残ったりしています。

【接種年齢】生後6ヶ月から接種でき、通常はインフルエンザが流行する前(11月頃から)に1~4週間の間隔で2回接種します。

65歳以上の助成制度
本年度は65歳以上の方はコロナ対策の一環として、10月
1日~1月31日まで無料で接種できます。
高齢者の方はこの機会に是非、予防接種を受けることを
お勧めします。
当院ではインフルエンザワクチンは予約制ではありません
ので、ご都合の良い時にお越し下さい。

毎年接種する理由
インフルエンザウィルスの遺伝子が変化しやすく、92%くらい遺伝子が変化してしまうと、以前にかかったときの免疫が効かなくなってしまうこと、また流行する型が変化するためその年用のワクチンを接種すると予防効果が期待できます。予防接種を受ける事によってインフルエンザにかかりにくくするか、重症化や合併症を予防する効果が期待できます。

新型インフルエンザ

2009年北米から全世界に広がったインフルエンザH1N1型ウイルスによる感染症です。弱毒型とされていますが、免疫のない人に感染力が強く、100人以上の方が重症化し亡くなっています。

【接種年齢】生後6ヶ月から接種できます。
2009年は12ヶ月以下では両親の接種が行われました。生後6ヶ月以下のお子様についてはご両親の接種をおすすめします。
2010年シーズンから季節性インフルエンザ(A、B型)と新型インフルエンザの3種の入った、3価混合ワクチンになっています。
2015年シーズンからさらにB型が1種追加になり、4価混合ワクチンになっています。

子宮頚癌ワクチン

子宮頚癌とは
20~30歳代に増加している子宮頚癌は、発がん性のヒトパピーロマウイルス(HPV)に感染することでかかる病気だと言われています。このウイルスの感染が長く続くと子宮頚癌をはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマなどの多くの病気の発生に関わっています。特に近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えてます。繰り返し予防接種を受けることでウイルスに対する免疫を強くすることができます。
平成9年度~平成18年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性の中に、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方がおられるため、公費での接種が延長されています。まだ接種を受けておられない方はお問い合わせ下さい。

接種方法・間隔など

平成23年2月1日より公費負担制度が開始されました。          平成25年4月より定期予防接種になっています。

【接種年齢】小学6年生~高校1年生(公費負担により無料)
接種回数は3回です。
現在2種類のワクチンがあり、2価ワクチンのサーバリクスと4価ワクチンのガーダシル、9価ワクチンのシルガードのいずれかを接種できます。

  接種年齢 回数 間隔
初回免疫 小学6年以上 2回

4~8週間

追加免疫   1回 初回から6ヶ月後

B型肝炎ワクチン

B型肝炎の予防、B型肝炎ウイルス母子感染の予防などのためのワクチンです。
このワクチンの接種によりB型肝炎ウイルスに対する抗体ができ、かかりにくくなります。
平成28年10月1日からB型肝炎ワクチンの予防接種が定期接種になりました。
平成28年10月1日より前に任意の接種を受けたことがある方は、接種した回数分の接種を受けたものとみなして、以降の接種を行います。

接種方法・間隔など

【接種年齢】生後2~9ヶ月まで(無料)
標準的には、生後2~9ヶ月までの期間に27日以上の間隔をおいて計2回を皮下に接種後、第2回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回皮下接種の計3回接種します。
HBs抗原陽性の母親から出生した児については感染予防のため、B型肝炎ワクチンを接種しますが接種時期が上記と異なりますので、産科または小児科でご相談ください。

 回数接種年齢間隔
標準的な接種時期1回目生後2~9ヶ月27日以上
2回目生後2~9ヶ月139日以上
1回目生後6~9ヶ月 

BCGワクチン

結核を予防するためのワクチンです。令和3年10月から集団接種に加えて、個別接種も可能となり、当院でも接種できます。

【接種年齢】生後1歳まで(無料)
(ただし特別な事情によりやむを得ないと認められる場合には、4歳に至るまで)

標準的接種月例:生後5ヶ月~8ヶ月

狂犬病ワクチン

狂犬病とは
狂犬病ウイルスを病原体とする人獣共通感染症であり、毎年世界中で約5万人の死者を出しています。潜伏期は2~8週間でまれに1年以上のこともあります。咬傷部位から中枢に向かって放散する神経痛のようなだるい感じ・不安感・不眠・食欲不振がみられます。この前駆期(2、3日)を経て興奮期に入ると、体温が38℃に上昇し、不安感、興奮状態が激しくなりよだれを流し、嚥下(えんげ)困難・呼吸困難・知覚異常などもみられます。特にこの時期の特徴は、光・音・水を飲むことなどの刺激で咽頭(いんとう)の筋肉から胸にかけて激痛を伴うけいれんが起こり、恐水症状がみられます。2、3日すると麻痺(まひ)期に入り、意識が混濁して昏睡状態となり、発病後4、5日で呼吸麻痺のため呼吸困難となり死亡します。致死率100%のたいへん怖い病気です。

【接種年齢】全年齢

予防接種に保護者が同伴できない場合

法定予防接種を受ける時は、保護者の同伴が原則ですもし保護者が特段の理由で同伴できない場合は、接種を受けるお子さんの健康状態を普段からよく知り、予診票の内容をよく理解している親族(祖父母等)などが同伴することも可能です。その場合、保護者の接種に関する同意の署名または委任状が必要となります。
予防接種を受ける際には、予防接種の説明(予防接種のしおり等)を保護者・同伴者双方が読み、予防接種効果や副反応をよく理解した上で、必ず保護者が委任状を記入してください。
同伴者は、予診票についている同意書に同意の署名をしていただくか、委任状を予診票に添えて医療機関へ提出してください。(委任状は当院でお渡しできます。)

海外旅行時の予防接種について

行き先の国や地域をよく理解してお決めください行き先の国・旅行期間・年齢・健康状態などにより必要な予防接種が違いますので、行き先の国や地域での感染症の流行状況や予防接種方法をよく理解した上でお決めください。
小児を伴って海外へ行く場合には、原則としてWHOの推奨する以下の6種類のワクチンをあらかじめ接種しておくか現地で接種を受けるようにすることが必要です。
6種類からなるEPIワクチンの種類は、ポリオ・BCG(結核)・DPT3種混合(ジフテリア / 破傷風 / 百日咳)・麻しんの6種類です。また東南アジアの場合は日本脳炎・狂犬病なども含める方がよいとされています。

各予防接種 接種料

PRICE

インフルエンザワクチン料金
65歳以上 大阪市在住の方1回目1,500円
2回目3,500円
6ヶ月~12歳1回目2,500円
2回目1,500円
13歳~64歳1回目3,500円
2回目2,500円
麻しん風しんワクチン 料金
麻しん風しん混合(MR)ワクチン 1回目1,500円
2回目3,500円
麻しん(はしか)ワクチン 1回目2,500円
2回目1,500円
風しんワクチン 1回目3,500円
2回目2,500円
肺炎球菌ワクチン 料金
小児用肺炎球菌ワクチン 9,000円
(公費助成なしの場合)
成人用肺炎球菌ワクチン 8,000円
その他ワクチン 料金
日本脳炎ワクチン 6,000円
※定期接種は無料
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) ワクチン 5,500円
水ぼうそう(水痘)ワクチン 7,000円
※定期接種は無料
Hibワクチン 7,000円
(公費助成なしの場合)
子宮頚癌ワクチン
(サーバリクス、ガーダシルとも)
15,000円
(公費助成なしの場合)
B型肝炎ワクチン 成人:6,500円
小児:5,000円
(公費助成なしの場合)

小児用肺炎球菌ワクチン・Hibワクチンは平成23年4月1日から接種再開になりました。

〒547-0012 大阪府大阪市平野区長吉六反3-4-20
地下鉄谷町線「長原駅」下車徒歩8分
バス停「六反西口」下車徒歩1分
駐車場もございます  詳しくはこちら

診療時間
【午前】9:00~12:00×
【午後】5:00~8:00××

休診日

日曜日・祝日は全日休診、土曜日の午後は休診とさせていただいております。
※診療時間外の訪問診療にも対応いたします。どんなことでもお気軽にご相談ください。

診療科目

外科・整形外科・胃腸科・肛門科・皮膚科・泌尿器科・リハビリテーション科・放射線科

©2024 医療法人 上田外科医院